命の時間
3連休はほとんどダラダラ過ごしていました、クマです。
休みだしちょっと気合いいれて作業すっか―と思っていざ取り組んでみたら、全然関係ないものが気になって結局作業が進まないってこと、よくありますよね?
今週はモロにこの本がそうでした。
- 作者: 内藤忍
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本
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本題は題名の通り、資産設計で僕もそれ目当てで読んでいたのだけど、第2章「資産管理シートを作る」で手が止まる。
この章で著者の内藤さんは、人生で自由に使える残り時間を可視化しようする。つまり具体的な数値で「あなたの人生で自由に使える時間は○○時間だという事を意識しましょ?」というような事をのたまう。最初はフンフンとか思って真面目に読んでいたのだけど、途中からだんだんそら恐ろしくなってきた。でも、このちょっとしたビビりはきっと大切なことだと思って書き記してみる。
つまり、今日のテーマは「人生の残り時間について」。
ちょっくら自分で計算してみた。
○前提条件
クマ:25歳
労働環境が今と変わらなければ、多分65歳まで働く。そんでもって85歳まで生きると仮定する。
つまり、【現役時代】はあと40年。【老後】が20年。
【現役時代】は自由な時間が限られる。
具体的には、平日は3時間、休日は10時間を自由時間として計算する。
1年は365日。つまり52週と1日。祝日とか有給とかもあるんで、その考慮してみる。
週休2日制で50週があり、あとは余分に15日休日があると仮定する。
【老後】はすべての日に対して10時間自由時間があると仮定する。
ただし、【現役時代】と時間の価値が同じだと考えるのはいささか無理がある気がするので、時間に0.7をかけてみる。0.7という数字に特に意味はない。なんとなくである。
以下、計算
【現役時代】
50週×(平日5日)×(3時間)=750時間…A
{50週×(休日2日)+その他休日15日}×10時間=1150時間…B
1年間の自由時間=A+B=1900時間…C
現役時代の自由時間=C×40年=76000時間
【老後】
1年間の自由時間=365日×10時間=3650時間…D
老後の自由時間=D×20年×0.7=51100時間
つまり、単純に考えれば残された自由時間は127100時間。
つまり、大体14年と半年ぐらい。
いや、
結構短くね?
と、いうのが正直な感想。
だからこその数字をどう考えて、どう生かしていくのかという事に関しては24時で活動限界を迎える僕の脳みそではまだまとめられていない。いないけど、この数字は結構重い、と思う。
よく難病ものの映画に対して、「限りある生を見つめることで命の大切さをウンチャラカンチャラ」というようなバカなコメントがあるけれど、「限りある生」なんて白血病でもガンでなくても、こんな小学生レベルの算数で見つめられるし、「限りある生を見つめ」られないのはおまえの怠慢じゃボケーと思いながらもう寝る。
おやすみなさい。